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梅あそびいこら

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『梅あそびいこら』について


 和歌山県中部の海沿いの町、御坊市。
 熊野街道が通り抜けるこの御坊の塩屋という地区に、
 ここ数年間梅の収穫をさせていただいている梅林があります。
 ところが、2010年3月よりこの梅林の管理者が
 いなくなってしまうことになりました。
 そこで、せっかくの縁があるその200余本の梅の木を
 なんとか自分たちの手で守りたいと思い、
 何人かの仲間を募って
 「梅あそびいこら」という会をつくることにしました。
 
 普段はそれぞれ様々なことに携わる、
 梅の栽培については全くの素人達が集まり、
 2009年12月からゆっくりと活動を始めています。

 なるべく手をかけず、
 自然に近い形で栽培できる方法を探りながら、
 成長を見守り、花を愛で、またその果実を楽しみ、
 梅の木とともに自然豊かな御坊の四季を
 満喫できる活動をしたいと考えています。
 作業内容としては、草刈り、せん定(11月ごろ)、
 果実の収穫(6月ごろ)、果実の加工等。
 また、梅の魅力をより多くの方に知っていただく為、
 梅酒、シロップ、ジャム、梅干等の加工方法や
 梅を使ったお料理やお菓子のレシピを学ぶ
 ワークショップなどの開催も考えています。

 外国産の安い梅の輸入、
 家庭でそれを加工する人の減少、
 若い人の日本食離れというようなことが原因で、
 梅の価格が大変安くなり、
 梅農家を辞めざるをえないという状況はどこにでもあるようです。
 
 この活動が梅という万能の食材を、
 ひいては日本の食文化や農業を見直すきっかけにもなればと思います。

 まずは、私たちのできることから、楽しくあそびながら、
 活動の輪が広がっていけばいいなと思っています。

 梅あそびいこら 山口明香



梅あそびいこらでは、一緒に活動していただける方(梅家族)や、梅の実の購入によって活動を応援していただける方(梅ともだち)を募集しています。興味のある方、またイベント等のお知らせ希望の方はこちらまで
by umeikora | 2010-04-03 07:21 | 梅あそびいこらについて
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